▶ハチミツや果物を使わない/控える理由は?

ハチミツや果物は栄養がたっぷりで、適量であればからだによい作用もたくさんあります。ただ、「砂糖は使わないでください。でもハチミツや果物はいくらでも食べていいですよ」となると、砂糖の代わりにハチミツや果物をこれまで以上に多く食べるようになってしまい、「甘いものが食べたい」「甘いものを食べないと落ち着かない」という糖分依存の傾向はそのまま残り続けます。そのため本料理教室で甘みがほしい時は、おもに野菜や少しの果物からひきだします。甘味料で甘み付けをしないことに慣れると、野菜からじんわりしみ出る甘みだけで充分おいしく感じられるようになります。


▶みりんを使わない理由は?

みりんは砂糖よりも糖度が低く(本みりんで糖度約45%)旨みもある、使い勝手のいい調味料です。ただ、これもハチミツや果物と同じように、砂糖を不使用とした場合にみりんの使用量が増えることが考えられます。そのため本料理教室ではあえて、みりんを使わないことを選びました。


▶肉や魚を使わない理由は?

動物性の脂肪やたんぱくといえば、肉、魚介、乳製品などがあります。それぞれに根拠をともなった「食べたほうがいい」「食べないほうがいい」「質のよいものを少し食べるのがいい」などさまざまな意見がありますが、この料理教室で提案するメニューについては、動物性たんぱく・脂肪を含む食材全般を不使用としています。理由は、動物性たんぱくは消化されづらく、腸内環境の悪化に結びつきやすいこと。ベジタリアンとして植物性の脂肪やたんぱくのみで健康を維持している人も多いこと(トップアスリートにもベジタリアンは多い)。動物性脂肪も甘味と同じように、くせになりやすいことなどです。


▶植物油を低温/そのままで使用する理由は?

オリーブオイルやごま油、なたね油をはじめとする抽出した植物油は栄養が豊富な一方、酸化しやすい性質をもっています。とくに高温で熱した場合は急激に酸化が進むため、この料理教室で植物油を使用する場合は、酸化の進まない温度か、熱さずにそのまま使います。また、脂質を摂りたい場合は抽出オイルをたくさん食べるよりも、生や素焼きのナッツを食べることをおすすめします。


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